冷間プレス成型鏡板の
品質が証明された
ユニオン・タンク・カー社
からの受注
日本に北海の鏡板が普及するきっかけとなったのは、1966年にアメリカのシカゴに本社を置く鉄道機器リース会社「ユニオン・タンク・カー社(以下UTC社)」が当社の冷間プレス成型鏡板を大量に購入した取引です。さらに1967年、UTC社は当社の8,000米トンプレス機「Hokkai Head Press」を導入。その後、同プレス機は2008年にルイジアナ州アレクサンドリアの新工場に移転され、2019年の現在も稼働しています。
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中央:ユニオン・タンク・カー社視察中の林社長
右 :当社からUTC社へ輸出された(8,000米トン)プレス
中:ユニオン・タンク・カー社視察中の林社長
下:当社からUTC社へ輸出された(8,000米トン)プレス
この度、そのユニオン・タンク・カー社で稼働する「Hokkai Head Press」を見学する機会ができました。
冷間プレス工法が普及し、北海鉄工所が継続できたのは、UTC社が冷間プレス工法鏡板の品質を証明してくれたことが大きく影響しています。当時、アメリカの一流メーカーが使う鏡板なら大丈夫だと口コミで広がり、そのことが日本で北海の鏡板が普及するきっかけになりました。