戦後間もない頃に設立された株式会社北海鉄工所の誕生から始まり、鏡板を自社開発し製品化していくまでの苦悩を描いている。世の中の流れをいち早く読み取り、その先の目標を揚げて打ち出す。創業者である林泰俊社長の経営思想と理念が垣間見れる。
日本国内における鏡板製造のJIS規格制定や中国進出など、北海鉄工所が鏡板の専門メーカーとして着実に成長していく様子を描いている。ここでも林泰俊社長のリーダーシップと判断能力、そして社員への信頼と感謝の気持ちを、全ての場面で感じることができる。